修学旅行の思い出

おいらは大学の図書館をよく使います。

図書館の机って、基本的には何人かで共用する大きい机が殆どなのですが、ごく限られた数だけですが個人用の机があります。

おいらはそこでまったりするのが大好きです。

図書館の本を読んだり、自分で持ち歩いている本を読んだり、はたまた爆睡したりと。

ちょうどこの間も、図書館で仮眠後に授業のための教室に向かったのですが、大学の中をきょろきょろと見回している、修学旅行中らしきどこか地方の中学生のグループがいました。

学校名と名前の書いてある名札をぶらさげた制服は、男の子はシャツをしっかりとズボンの中にいれ、女の子はハイソックスとスニーカーが印象的でした。みんな垢抜けていない表情だったしね。

そんな彼らを見ていると、おれらの修学旅行を思い出してしまいました。

たしか、中学の修学旅行の行き先は沖縄。

そこでの一番の思い出は、夜中でしたー。

泊まっていたホテルの売店で、お土産のふりをして泡盛を購入、友だちと一緒に部屋のベランダで隠れて飲んでしまいました。

若かりし頃の過ちです。

ある部屋にみんなで集まって盛り上がっていたら、先生の抜き打ちチェックが！

当然のごとく消灯時間を過ぎていましたので、みんなゴキブリのように隠れて難を逃れました。

たしか、俺は布団で狸寝入りをしていたような。

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